大人の恋愛相談室

彼からの「おはよう」「おやすみ」LINEが来ない不安を解消する秘訣【実例&心理学】

2020年4月26日

こんにちは、婚活コンシェルジュのキングスマンです。
今回は、私がLINEのOpenChatで運営している婚活コミュニティで受けた「彼氏からおはようやおやすみのLINEが来なくて不安になる」というご相談をベースに、不安の正体や対処法を深堀りします。恋人からの連絡が減ると「愛情が薄れたのでは…?」と考えてしまうこと、あなたも経験はありませんか? 実際、LINEやメールといったツールのメッセージ数=相手の気持ち と捉えてしまう人は多いですし、そこに不安を覚える人も少なくないでしょう。

この記事では、彼氏からの「おはよう」「おやすみ」などの挨拶LINEが来ないだけで不安になる理由や、それをどう乗り越えるかの具体的なヒントをお伝えします。さらに、実際の環境変化(同棲・会う頻度の変化など)によって、連絡頻度が自然に減るシーンも取り上げ、「なぜ減るのか」を冷静に理解することも大切だという点を掘り下げます。

大切なのは、相手の愛情を無理に確認し続けることで安心するのではなく、自分の中で穏やかに愛を育む自信を持つこと。さらに、二人の関係で連絡スタイルやコミュニケーションのルールを話し合って合意していくプロセスが欠かせません。どうぞ最後までお付き合いください!

1.本相談の概要:彼女の状況は?

今回取り上げるのは、45歳の女性からのご相談。彼氏は38歳で、現在は恋人同士の関係だそうです。悩みの内容は「おはようやおやすみのLINEが来ないだけで不安になる。自分への愛情が薄れているなら早く確かめたいし、いっそ関係を終わらせたいと思ってしまう」ということ。とはいえ、本当はずっと一緒にいたい気持ちがあるので、この不安をどうしたらいいのか困っている、という状況でした。

相談者の補足情報

  • 挨拶LINEが習慣化されているわけではないが、相手から一言も来ないと心配になる
  • 現状、週の半分は一緒に過ごしているため、物理的に会えている時間は多い
  • 「会えないときの連絡」がなくなると「愛情がなくなった?」と感じてしまう

このケース、実は多くの女性に当てはまります。「交際初期にはこまめに連絡が来ていたのに、付き合いが落ち着いてきたら減る」「挨拶が来ない=不安」という図式ですね。ここからは、なぜそう感じるのか、彼氏はなぜLINEを送らなくなるのかを、少し踏み込みながら解説していきます。

2.なぜ「挨拶LINEが来ないと不安」になるのか?

● "安心確認"としての挨拶メッセージ

女性が「おはよう」「おやすみ」の挨拶LINEを欲しがるのは、決して悪いことではありません。むしろ、小さなメッセージで"今日も変わらず好きでいてくれてるんだ"と確認したい という気持ちは自然です。心理学的にも、「共感やつながりを感じる」ことはストレス緩和や愛着維持に役立つとされています。

不安の背景

  • 連絡=愛情の証 という図式が頭に根づく
  • 相手が挨拶を送ってくれるか否かを"自分の価値"と結びつけてしまう

● 同棲・半同棲で連絡頻度が下がる現象

一方で、この女性の場合、週の半分は実際に一緒に過ごしているので、会っていない日は数日だけ。そうなると、テキストメッセージの役割が以前より小さくなるのは極めて自然。たとえば以下のような流れです:

  • 会えていない期間が長い時:寂しさや不安を埋めるために朝晩の挨拶を重視
  • 同棲・半同棲状態になった時:日常的に相手の存在を感じられるので、わざわざLINEを頻繁に送らなくても「会えばいい」という認識になる

この落差によって「一緒に住む前は毎日"おはよう"が来てたのに、今は来ない=愛情が薄れた?」という誤解が生まれやすいわけです。

3.男はなぜLINEを減らす?「めんどくさい」を感じる心理

ここで意外と多いのが「男がLINE連絡を"めんどくさがる"理由」。実はこれ、男女の脳の違いというより、一般的に男性は情報の最小化や結論を重視する傾向がある(もちろん個人差は大きい)ため、以下の状況に陥りやすいです。

  1. 付き合う前
    • 「どうしても彼女が欲しい!」のモチベでこまめに連絡
    • 恋の熱量が高く、相手の反応を常に確認したい
  2. 付き合い安定期~同棲
    • 「もう逃げないだろう」という安心感
    • 必要最低限のやり取りで済ませる
    • "既読=OK"という感覚で終わる

したがって、女性からすると「最近めっきり連絡が減った…もう私に興味がないの?」と感じるのも無理はないですが、男性からすれば「変わらず好きだよ…LINEは特に用事ないなら送らないだけ」という認識である場合が少なくありません。

4.不安を招くメッセージはNG!負のスパイラルを避けるポイント

● "不安や文句"を彼にぶつけるのは要注意

「挨拶が来ないなんてひどい!」「私のこともう好きじゃないの?」など、不安や文句を彼に送りつけてしまうと、男性側は"何を要求されているのか分からない"と混乱し、ストレスを感じます。すると、連絡がますます重荷になり、既読スルーが増えたり、言い訳と責めの応酬が始まるリスクも。

  • 危険メッセ例
    • 「もう愛情ないの!?別れる?」
    • 「なんで朝LINEくれないの?もう嫌!」
    • 既読から3分で「どうしたの? 何かあった?」と急かす

どれも男性からすると「うわ、これどう返せばいいの?」となりがち。結果的にコミュニケーションが悪化しやすいです。

● 彼の視点を理解して「自分軸」を確立

大事なのは、そもそも彼氏が「会える日が増えたし、そんなにLINEいらなくね?」と思っている背景を理解し、それを"自分の価値低下"とは結びつけないこと。彼氏がLINEをくれないのは「あなたが嫌いになったから」ではない可能性が高い。ここをどう捉えるかで、不安の大きさが変わります。

5.具体的対処法:3ステップで不安を軽減&自信を取り戻す

ここでは、「彼が挨拶LINEをくれなくても、堂々といられる自分になる」ための3ステップを提案します。

ステップ1:連絡ツールの"役割"を再確認

  • 「もともとLINEって、いつ使うもの?」
  • 遠距離や会えない時期は頻繁だったが、今は半同棲で顔を合わせる時間がある→ その分、連絡量が自然に減るのは普通
  • 一緒に住んでいる夫婦がLINEで朝晩あいさつしないのと同じ感覚

「連絡は"会えない寂しさ"を埋めるための代替手段であり、今は会える時間が増えたからLINEが減るのも当たり前」と認識する。

ステップ2:不安を伝える前に"自分軸"を整える

  • 不安な気持ち自体は悪くないが、相手にぶつける前に自分で整理する
  • 書き出し:
    1. 不安の原因(「挨拶が来ない」→「愛情が減ったかも」→ …?)
    2. 裏づけ(本当に愛情が減った?一緒にいる時間は増えた事実も)
    3. 冷静な結論(「LINE減は環境変化が理由っぽい。嫌われたわけじゃない」)

感情を客観視することで「ただの思い込みかも」と気づけば、彼への怒りや悲観的メッセージを回避しやすい。

ステップ3:彼氏と"連絡スタイル"を合意しよう

  • 毎朝LINEが欲しいのか? 週末の夜だけでいいのか?
  • 相手にも「いつなら返信しやすい?」と具体的に聞く
  • "ただいま"や"行ってきます"など、どんなタイミングで連絡したいかすり合わせる

ルールや共通の認識を作ると、気持ちのズレが減り「来なくて不安」という状況が激減する。

6.二人のコミュニケーションルールを作るメリット

「連絡頻度なんて自然に任せたい」「ルール作るなんて味気ない」と思うかもしれませんが、現代はスマホが普及し"即返信が当たり前"という期待値が上がっている時代でもあります。特に女性は「返事が来なくて焦る」→「すぐ追撃メッセージ」→「彼が圧を感じる」→「返信さらに億劫」という悪循環にハマりがち。

そこで、ざっくり合意しておくだけでずいぶんラクになります。
例:

  1. 平日は忙しいから「夜22時~23時」の間に一度だけおやすみメールを送る
  2. 朝は自分から送ってみる/相手には強制しない
  3. もし2日以上連絡がないときは、ひと言「大丈夫?」と送ってOK …など

こうすることで、「連絡が来ない=愛情がない」という極端な不安を防ぎやすくなります。また、何か事情があって送れない時は「今日は残業で遅くなるから連絡できない」と言ってもらうなど、お互いの生活リズムやペースを尊重し合う環境が整うのです。

7.「自信を持つ」ためのセルフワーク例:自分を好きになる技術

最終的には、相談者のように「彼に愛されている自信がない」「LINEが来ないと不安」という心理状態を自分でケアできるようになるのがベスト。ここでは簡単なセルフワーク例をいくつかご紹介します。

● 自己肯定感を高める簡単ワーク

  1. ポジティブ3行日記
    • 1日の終わりに「今日の嬉しかったこと・誇らしいこと」を3つ書く
    • 「上司に褒められた」「ウォーキング30分やった」など些細でOK
  2. 自己肯定フレーズ
    • 鏡の前で「私は大丈夫」「私には価値がある」と1分唱える
    • 繰り返すうちに脳が自己評価を上げると言われている
  3. "安心できる人"リスト
    • 家族・友人・同僚など、自分にとって心を開ける存在をリスト化
    • 恋人以外にも支えとなる人がいる事実を意識する

こうした小さな積み重ねで、「LINEが来なくても、私はそれだけで不安に潰されない」と思える自信が育ちます。

● 恋人以外に自分の世界を作る

恋愛だけが自分の世界のすべて、という状態だと「彼からの連絡がない=自分の世界が崩れる」という過剰な不安が生まれやすい。趣味や仕事、友人関係など、彼氏以外に没頭できるものを増やすことで、恋愛への依存度が緩和される。これにより、たとえLINEが減っても「まぁ、彼は彼の都合があるよね」と落ち着いていられるようになります。

8.まとめ:不安の正体を知り、自分軸を育てよう

彼からおはよう・おやすみLINEが来なくて不安――これは多くの女性が経験する悩みですが、その不安の正体は「愛情確認できない=見捨てられるかも」という恐れにあると言えます。ところが、実際には「連絡頻度が減った=愛情が消えた」とは限りません。物理的に会える時間が増えれば、メッセージという代替手段は自然に減るでしょうし、男性特有の(あるいは個性としての)「めんどくさがり」や「必要最低限でいい」という発想も働きます。

大事なのは

  1. LINEやメールがなぜ必要なのか(役割)をお互いに理解する
  2. 不安になったら、すぐ彼にぶつけるのではなく自分で一旦整理する
  3. 二人の合意した連絡スタイル を決め、もし想定外が起きたら都度話し合う

そして、最も重要なのが「自分に自信を持つ」ことです。あなたが魅力的であること、彼の隣にいる価値があることは、決して挨拶LINEの有無で変わりません。自信を育てるセルフワークや、恋愛以外にも熱中できるコミュニティ・趣味を見つけるなど、"自分軸"を整える工夫をぜひ取り入れてみてください。そうすることで、彼からの連絡に一喜一憂しなくても、あなた自身が満たされながら恋を楽しめます。

最後に、男性目線で言えば、確かに「彼女からの不安メッセージは重い」と感じる人が多いのも事実。もし彼にもう少しLINEしてほしいなら、感謝やポジティブなリクエストを伝え、「あなたがLINEくれると嬉しいよ」「こういう形で毎日繋がっていたい」と明るいトーンで提案してみましょう。責めるのではなく、お願いベースで伝えると、意外にすんなり受け入れてくれるかもしれません。

結論:おはようやおやすみのLINEが来なくて不安になるのは、愛情確認ができない焦りや、自分の価値をそこに預けてしまっている心理から生まれるもの。けれども、彼側には彼側のペースや感覚もある。まずは不安を正面から捉え、自分軸を強化し、二人のコミュニケーションルールを作ることで、挨拶LINEが減っても「別に問題ないよね」と思える健全な関係へとシフトしていきましょう。

参考・引用

以上、「彼氏からのおはようやおやすみが来なくて不安」というケースへの具体的アドバイスをまとめました。もしこの状況にいるのなら、ぜひ自分を責めすぎず、一歩一歩セルフワークやコミュニケーション調整を試してみてくださいね。あなたの恋愛が心豊かなものになるよう、応援しています。

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