
こんにちは、婚活コンシェルジュのキングスマンです。
たとえば恋愛や婚活の場面で、「私には経験もないし、テクニックも知識も足りないんです……」と嘆く方が少なくありません。そんなとき、私がいつもお伝えしているのは非常にシンプルな一言、
「努力しましょう!」
……なんだか冷たい響きがあるかもしれませんね(笑)。でも実際のところ、テクニックも知識もない状態で「何とかうまくいく」ほど恋愛や婚活は甘くないというのが現実です。世の中に「生まれつきモテる天才」も確かに少数はいるかもしれませんが、大部分の人は努力や工夫をしないと結果を出せません。そして、努力すれば誰でも少しずつ前に進める――それが私の考え方です。
今回は、そんな「言い訳厳禁!」「足りなければ学べばいい!」「知らないなら知ろう!」「やったことないならやってみよう!」というメッセージをお伝えしながら、具体的にどう行動すればいいのか、その方法論を提示します。
また、2025年の今、恋愛関連の書籍や情報源は大量にありますが、その中でどんな本をどう活用すれば"本当に力"が付くのか――そのヒントとして「本の読み方」や「図書館活用法」も交えつつ、私自身の経験をお伝えしていきます。
さらに、下記で紹介する6冊の本については発売年やボリューム、内容の特徴などを整理しましたので、自分に合う本を見つける参考にしていただければ幸いです。
1. テクニックや知識がないのなら、どうすればいい?
冒頭のように「テクニックも知識も経験も足りない……」と悩む人に、私はよくこんな質問を投げかけます。
「じゃあ、どうやったらそれらを身につけられると思いますか?」
多くの方が、
- 「先輩や知人に教わるしかないんじゃ……」
- 「セミナーや講座に行く? でもお金が……」
- 「ネットで検索して断片的に読む?」
などと回答されます。それらは決して間違いではありませんが、より効率的かつ安定した形で情報を得る手段として、私は「本を読む」ことを勧めています。
なぜ本をおすすめするのか?
- 情報が体系的にまとまっている
- ネット記事は断片的で重複も多い。本は"起承転結"の流れがあり、学習しやすい。
- 信頼性が担保されやすい
- 誰でも発信できるネット情報とは異なり、書籍は編集者や出版社のチェックが入る。
- ジャンルが豊富で、目的別に選びやすい
- 「メール術」「トーク術」「マインド」「自分磨き」など、細分化されたテーマが充実。
もちろん、本だけに頼る必要はなく、セミナーやSNS、YouTubeなどほかの情報源も活用すればさらに効果的です。ただ、「どこから始めれば?」と悩む人には、まず本を数冊読んでみることを提案しています。次章では、具体的にどのように本を活用し、そこから学んだことを婚活や恋愛に活かすのか――わずか3ステップで解説します。
2. わずか3STEPでできる婚活力の磨き方
STEP1:本をたくさん読もう!
"本探し"に迷ったら?
- テレビCMや書店の平積みになっている"話題の新刊"
- 友人やSNSでオススメされた書籍
- 自己啓発系のロングセラー
どこから入ってもOKです。要は「まず読んでみる」ことが大事。"情報の正しさ"を厳密に比較するのは、その後でも構いません。読んでみないと、「自分に合うか合わないか」すらわかりませんからね。
具体例
- 「メールやLINEでどんな文章を送るべきかわからない」→ メール術・LINE術の本を探す
- 「男性にどう声をかければいいか?」→ トーク術の本を読んでみる
- 「ブスで自信がない」→ 『ブスのマーケティング戦略』のように"自己分析"や"戦略"を学べる本
今の悩みを明確にして、それにピンポイントで応えてくれそうな書籍を1冊見つけるだけでも、大きな前進です。
STEP2:自分に合う情報を選んで洗練しよう
本を読むと、たいてい「あれもこれも学ばなきゃ!」と盛りだくさんな情報が詰まっています。しかし、最初からすべてを吸収しようとすると混乱するため、自分に合う情報や今まさに必要なテクニックから優先的に取り入れましょう。
例えば、「誘い方がわからない」と困っているなら、誘い方のパートだけ徹底的に学んで行動する。そこで成果や課題が出たら、次のステップ(たとえば「初回デートで何を話す?」など)へ移行すればOK。こうして焦点を絞った学習をすることで、行動に移しやすくなるわけです。
STEP3:行動する(即行動&即修正がカギ)
知識やテクニックを「わかった」だけで止まってしまう人が多いのですが、そこを超えて「やってみる」のが成功の秘訣。
- 「誘い方」を学んだ→実際に誰かを飲みに誘ってみる
- 「モテるメール術」を読んだ→気になる相手へさっそくLINEでテクニックを試す
- 「ブスでも戦略を立てれば武器になる」という本を読んだ→自分の強みを棚卸ししてプロフィールに反映させる
結果がうまくいかなくても、「ここが自分に合っていないのか」「もう少しこう変えよう」と即修正すればOKです。ビジネスにおける"PDCAサイクル"のように、試す→検証→改善→再度行動を回していけば、いつの間にか力が付いていきます。
3. お金をかけずに学びたい方へ:図書館という最強ツール
「本を買うお金がもったいない……」「たくさん読んでみたいけど出費が重なる」と感じる方もいるかもしれません。その場合、ぜひ図書館を活用してみてください。
図書館を使うメリット
- 無料で読める
- 1冊1,000〜2,000円の本を何冊も買うと大きな出費になるが、図書館なら0円
- "ハズレ本"を掴むリスク回避
- 実際に読んでみないと価値がわからない場合も多い。借りられるなら、気軽に試せる
- 場所の問題も解決
- 本を大量に買うと収納に困るが、図書館なら返却できるので部屋がスッキリ
- インターネット予約など利便性UP
- 多くの自治体がオンライン予約を導入。自宅から検索・予約し、取り置きしてもらえる
私自身、神戸市の図書館をフル活用して、年間200冊以上を読んでいます。新刊も意外と入荷されているので、「読みたい本をとりあえず予約する→取りに行く→読んですぐ返す」の繰り返しです。もし自分に合う本だと感じたら、そのときは改めて購入する。こうすれば、無駄な支出が最小限になります。
4. いま買う価値のある6冊:基本データ&内容比較

ここでは、具体的にいま(2025年頃)読んでも価値があると判断できる6冊をピックアップしてみました。もちろん図書館で借りられるなら借りるのがおすすめですし、合わないと感じたら返却すればOKです。興味を持ったものがあれば、まずはAmazonの「なか見!検索」などで目次を確認してみるといいでしょう。
# | 書名 | 著者 | 出版社・発売年 | ボリューム | 主なテーマ・特徴 | こんな人に最適 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 『新ルールズ—幸せな愛と結婚のための法則』 | エレン・ファイン/シェリー・シュナイダー(訳:神崎朗子) | ベストセラーズ〈ワニ文庫〉2002/9 | 269 p | "追わせる恋愛"の基本書。初版1995 米ベストセラー『The Rules』改訂版。メール返信タイミングから結婚後の距離感まで網羅。 | 従来の男女役割を前提に"王道モテ術"を学びたい20〜40代女性 |
2 | 『運命の彼を引き寄せる恋愛の極意』 | ぐっどうぃる博士 | 大和出版2008/6 | 222 p | 恋愛を〈傾向と対策〉で分析するスタイル。"彼の本気度チェックシート"など実践ワーク多め。 | 男心を理系的に数値化して理解したい読者 |
3 | 『男は3語であやつれる』 | 伊東 明(社会心理学者) | PHP文庫2009/2 | 201 p | 「YES」「NO」「すごい」の3語で男性を動かす心理誘導。例文&ケーススタディが多く、すぐ試しやすい。 | 口下手な人、短いフレーズで効果を出したい人 |
4 | 『モテるメール術』 | 白鳥マキ | ダイヤモンド社2012/7 | 254 p | 当時はメール〜LINEを想定したテンプレ集。NGワードとOKワードを×/○で具体的に比較。 | 「最初の3往復」で既読スルーを防ぎたいSNS世代 |
5 | 『なぜか男が気になる女性40のルール』 | 潮凪洋介 | 三笠書房〈王様文庫〉2015/5 | 189 p | 1章1ルールのエッセイ。「笑顔3秒ルール」「お願いはクッション言葉で」など、身近な例が多数。 | 通勤中にサクッと読める"自己啓発×恋愛"を探す人 |
6 | 『ブスのマーケティング戦略』 | 田村麻美 | WAVE出版2017/11 | 240 p | "顔面偏差値30でも戦える"と公言する著者がSWOT分析・STP理論を恋愛に応用。自己ブランディング指南書として異色作。 | 見た目コンプレックスを"戦略資産"に変えたい全世代 |
4-1. 古い本でもロングセラーには理由がある
- 『新ルールズ』は初版1995年とかなり昔ですが、"追わせる戦略"を学ぶ入門書として根強い人気。
- 『モテるメール術』はLINE黎明期の本ですが、基本的な"やり取りの鉄則"は今でも通用する部分があります。
4-2. 自分の目的に合わせて選ぶ
- 行動をサクッと変えたい → 『男は3語であやつれる』『なぜか男が気になる女性40のルール』
- 思考フレームを確立したい → 『運命の彼を引き寄せる恋愛の極意』『ブスのマーケティング戦略』
- メール・LINEコミュに特化 → 『モテるメール術』
- あえて古典的な「追わせる恋愛」を学びたい → 『新ルールズ』
5. 古めの本はどう活用する?情報のアップデート術
先ほど触れたように、出版時期が古い本には時代遅れの情報が含まれる可能性があります。特に連絡手段がメールからLINEやSNSに移行し、スタンプや絵文字の感覚も変化しているため、そのまま古いテンプレを使うと浮いてしまう恐れが。
5-1. 2025年のネット環境・SNS事情に合わせる
- LINEのスタンプ文化:可愛いスタンプもあれば、シュールなものまで幅広い。
- 既読スルー問題:通知がすぐ届く時代、応答のタイミングが微妙にシビアに。
- AIチャット生成:雑談のネタが出てこないなら、AIアシスタントにキーワードを入力して案を得ることも。
本の「返信は3時間空けましょう」「名前を呼ぶのは控えめに」などの記述があっても、今のSNS感覚に照らして、「自分なりに微調整」する意識が必要です。
5-2. 核となる"恋愛心理"は変わらない
一方で、「相手を思いやる」「自己ブランディングを意識する」「適度な距離感で関係を進める」といった恋愛の本質的な心理法則は、昔も今も大きく変わりません。古い本でもロングセラーとして残っているものは、そうした普遍的なエッセンスを含んでいるからこそ価値があると考えられます。
6. 行動が先か? すべてを理解してからか?
よくある質問が、「すべて理解してから動きたいんですけど、それでもいいでしょうか?」というもの。ですが、恋愛や婚活では"完璧な準備"を整える前に行動したほうが良いと私は考えています。
6-1. 完璧主義の落とし穴
- 「まだテクニックが足りない……」「もう少し練習してから……」と言いながら動けない
- 気づけば時間だけが過ぎてしまい、競争相手が先にアクションしている
- 実際にやってみると想定外のシチュエーションが多く、理論だけでは通用しない面もある
6-2. 小さくテストしながらブラッシュアップ
ビジネスでも"少額テスト広告"で反応を確かめてから本格展開するのが常識になっていますよね。恋愛も同じで、まずは「一部のテクニックだけ試す」→「反応を見る」→「うまくいったら拡大」という流れが理想的です。
- 例えば、「誘い方」のみ学んだら、意中の人を食事に誘ってみる
- その後、会話の盛り上げ方が課題に感じたら、「トーク術」の章を読み直す or 別の本を探す
- 試行錯誤するうちに、徐々に自分のスタイルが確立する
7. 言い訳をやめて、まずは「学ぶ→試す」を繰り返そう
「テクニックがなければ磨けばいいし、知識がなければ入れればいい」というのは、言い換えれば「言い訳や悩みに時間を割くより、行動に転換しよう」というメッセージでもあります。ある意味厳しい言葉ですが、そのくらい割り切ったほうが上達が早いのも事実です。
7-1. "読みっぱなし"にならない工夫
- 読んだ内容をメモし、実際にやってみた結果もノートに残す
- そのノートを元に定期的に振り返り、「もう少しこう変えよう」と修正
- できれば1週間に1度は"振り返りタイム"を設ける
7-2. 同じ悩みを抱える友人とシェア
もし可能なら、一緒に婚活や恋愛を頑張っている友人と本の内容をシェアし合うのもおすすめです。「この本にはこう書いてあったから、実際こうやってLINE送ってみようと思うんだけど、どう思う?」と相談し合えば、お互いの視点が加わり、さらに成長が加速します。
8. まとめ:磨けばいいし、入れればいい――経験が成長を生む
最後に、改めて伝えたいことは下記の3点です。
- 「テクニックがない」「知識がない」と嘆く前に、学んでみる。
- 恋愛関連の本、特に自分の課題に合った1冊をまず読んでみる
- インプットが終わったら、小さく試すことをためらわない
- 本の情報をすべて丸飲みする必要はない。
- 自分に合った部分だけ取り入れ、合わなければ捨てる
- 時代に合わせてアップデートする柔軟さを持つ
- 行動→振り返り→修正のサイクルを回せば、必ず何かしら成果が出る。
- やってみないと分からないことが多い
- 失敗も含めて"経験"こそが最大の成長源
本を読み、図書館を使い、インターネットで補足情報を得て、実際の恋愛や婚活の場に飛び込んでいく――そんな「学びと実践の往復」こそが、テクニックと知識を身につける最短ルートだと思います。結果がすぐに出なくても、試行錯誤を重ねるうちに少しずつコツがわかってきます。
言い訳する前に、一冊の本を読み、一つのテクニックを試し、ダメならまた違う方法を試す。それを繰り返すうちに、自分なりのスタイルが確立し、気づけば恋愛や婚活での成功率が上がっているはずです。なにより、その過程そのものが「自分を高める行為」であり、きっと人生を豊かにしてくれるでしょう。
ぜひ今回紹介した6冊の本や、図書館を使った読書法などを参考に、あなたも「言い訳厳禁」のマインドで恋愛力を磨いてみてください。どんな小さな一歩でも、行動した分だけ確実に前へ進める――それが私の信念です。応援しています!