
こんにちは、婚活コンシェルジュのキングスマンです。
今回は、少し変わったアプローチかもしれませんが、「婚活を就活のように進める」という"非常識な方法"についてお話ししたいと思います。
「え? 婚活と就活が同じなんてあり得ないでしょ?」と感じる方も多いでしょう。しかし、実は両者には共通点がたくさんあります。就活=自分の将来の職場を見極めるプロセス、婚活=自分の将来のパートナーを見極めるプロセス。どちらも長い人生を共にする相手(あるいは環境)を探すため、真剣に相手や企業を研究し、情報を集めて判断する必要があるという点で似ています。
私自身、新婚ほやほやの立場として、「やっぱり婚活も就活のように合理的な視点で進めるべきだ」と強く感じた場面が何度もありました。さらに、これからお話しするエピソードでもわかるように、SMAPの中居くんが言っていた「この人と一緒にいても不幸でも構わないと思える人と結婚したい」という考え方は、就活で言えば「この会社の悪い面も受け入れたうえで就職したい」という姿勢と通じるものがあるのです。
この記事では、就活と婚活を parallel に捉え、結婚前に考えておくべき"リスク"や"企業研究(相手研究)"の大切さ、さらには非常識とも言える視点から見る婚活成功のポイントを掘り下げていきます。ぜひ最後までお付き合いくださいね。
1. 非常識な発想:「婚活は就活のごとく進めるべし!」
「どうして就活と婚活を同列に語るの?」そう疑問を抱く人も多いでしょう。そもそも、就活は仕事探し、婚活はパートナー探し。一見するとぜんぜん違う活動のように思えます。しかし、「自分の将来の大部分を占める存在を選ぶプロセスである」という点で、両者はとても似通っています。
- 就活: 企業の情報収集、自己分析、エントリー、面接、内定……
- 婚活: 相手との出会い(マッチング)、デート、相性確認、交際、結婚……
どちらも"自分が長い時間を共にする相手(企業 or パートナー)"を選ぶ行為です。
それなら、就活で成功した人が持つノウハウ(情報収集の仕方、面接対策、自己PR術など)を婚活に応用すれば、かなりの成果を上げられるはず。これが今回の"非常識な"婚活の進め方の根幹にある考え方です。
2. 就活と婚活は似ている? 共通点3つ
ここでは、就活と婚活がどう似ているのか、ポイントを3つ挙げてみます。
(1) 自分をPRする場である
- 就活では履歴書、エントリーシート、面接で自分のスキル・人間性をアピール。
- 婚活でもプロフィールやデートで自分の魅力をアピールする。
どちらも「自分という商品」を相手に売り込み、選んでもらうという側面があります。
(2) 相手(企業 or パートナー)を見極める
- 就活: 企業研究、説明会、OB訪問で企業の実態を把握。
- 婚活: 相手がどんな価値観や生活感を持つか、デートや会話で深掘り。
自分に合っているか、将来を共にできるかを判断するためのリサーチが必要。
(3) 互いの条件をすり合わせる
- 就活: 給与、勤務地、勤務時間、福利厚生などの条件。
- 婚活: 結婚後の居住地、仕事の両立、家事育児の分担、金銭感覚。
どちらも"条件が合わない"と長続きしません。「高望みしすぎると選択肢が狭まる」「条件を譲り合えるか」が重要なのも同じです。
3. 不幸も共有できる相手選びが肝心:中居くんの名言に学ぶ
SMAPの中居くんの名言、「この人と一緒にいても不幸でも構わないと思える人と結婚したい」が示すのは、「結婚生活の中で、必ずしもいいことばかりではない」という現実です。むしろ、不幸やマイナス面を一緒に乗り越えられる相手かどうかのほうが、結婚の本質に近いとも言えます。
就活でも同様に、「この会社なら、多少のブラック要素や大変なプロジェクトがあっても続けられるか?」という視点が大切です。
- 良いところばかりを見て入社 → 「思ったのと違う」と転職してしまう
- 悪い部分も理解し、それ込みで魅力を感じられる → 長く続けるモチベーションを維持
婚活においては、相手の不安定な面や短所も含めて「まあ、これくらいなら一緒にいられる」と思えるかどうかが勝負どころ。"不幸でも構わない"というのは少し極端ですが、いざというときに支え合える関係かどうかを見極める意味で非常に共感できる考え方です。
4. 地に足のついた結婚とは何か? 就活での企業研究に学ぶリスクマネジメント
"地に足のついた結婚"を求めるなら、良いところばかりに目を奪われるのではなく、相手のマイナス面やリスクもある程度把握しておきたいところです。この点も、就活で企業研究をしっかり行うアプローチとよく似ています。
- 企業のマイナス要素(残業が多い、出張が多い、人間関係が厳しい など)
- 相手のマイナス要素(仕事が忙しく家にいない、借金がある、趣味が偏っている など)
どちらも、事前に調べたり聞いたりして知っておくことで、「こんなはずじゃなかった!」という大きな後悔を減らせます。就活で言うOB訪問は、婚活で言えば既婚者やその相手に詳しい友人たちへリアルな話を聞くイメージ。
- 既婚者に「結婚ってどういうところが大変?」と話を聞いてみる
- 相手の職場や家族構成、ライフスタイルをある程度リサーチしてみる
こういった情報収集を行うことで、地に足のついた結婚を考えられるようになるでしょう。
5. 具体的アプローチ:婚活×就活の進め方7ステップ
ここでは、"婚活を就活のように進める"という視点から、具体的なアプローチを7ステップにまとめてみました。「結婚したいけど、どこから手をつければいい?」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
(1) 自己分析と強み・弱みの把握
就活と同じく、まずは自分自身をしっかり分析しましょう。
- 性格面: 明るい・おっとり・几帳面・行動派 etc.
- 価値観: 仕事優先? 家庭優先? 趣味と両立したい?
- 条件: どこまで妥協できるか? 収入・居住地・子どもが欲しいか etc.
自分がどんなパートナーシップを築きたいかを明確化することで、"理想の相手像"が見えやすくなります。
(2) 婚活市場(相手候補)をリサーチ
就活で言えば企業研究に当たるこの作業では、婚活アプリや相談所、友人の紹介など、様々な手段で出会いを増やし、相手候補の情報を収集していきます。
- 条件マッチングが得意なアプリを使う
- 地域や趣味ごとのパーティーに参加する
大事なのは、"闇雲に探さない"こと。自分の要望や性格に合いそうな場を見つけるのが効率的です。
(3) "OB訪問"ならぬ"既婚者訪問"でリアルな声を聞く
就活では先輩社員に話を聞くOB訪問が有効ですが、婚活でも同じように既婚者のリアルな体験談を聞いてみましょう。
- 結婚して良かった点・悪かった点は?
- どういう人を選べば後悔しない?
- 実際に苦労していることは?
幸せそうに見える夫婦でも、聞いてみればいろんな苦労や工夫があるもの。そこで得た知識は"相手選び"や"リスクマネジメント"に大いに役立ちます。
(4) 相手のマイナス面も含めて理解
「いいところしか見ていないと痛い目に遭う」という点では、就活も婚活も同じ。
- デートで楽しく過ごすのは当たり前。それ以外に見逃していないか?
- 相手の"怒りのツボ"や"ストレス耐性"、金銭感覚や家庭環境など、気になるマイナス面も早めに確認しておくと安心。
(5) 面接(デート)での質問力を磨く
就活の面接で「企業のことを深く知るために質問する力」は重要ですが、婚活でもデート時に相手に興味を持って質問する力がモノを言います。
- 「ご両親はどんな夫婦関係?」
- 「仕事が忙しそうだけど、オフの日はどう過ごしてる?」
- 「将来どんな家庭をイメージしてる?」
ただし、いきなり突っ込みすぎると相手も引いてしまうため、会話の流れを大切にしながら質問を織り交ぜましょう。
(6) "内定"に相当するプロセスと交際スタート
相手との相性が合い、交際へ進む段階は、就活で言えば「内定をもらう」に近い瞬間。
- 複数企業から内定を得たら比較検討するように、複数の出会いから交際相手を選ぶことも必要かもしれません(ただし同時進行しすぎると混乱しやすい点には注意)。
- 自分が本当に「この人となら不幸でも構わない」と思えるかどうかを判断基準にしてみましょう。
(7) "入社後"に相当する結婚生活への備え
就活で言う入社後は、結婚後の生活に当たります。
- 仕事との両立: 互いがどう家事・育児を分担するのか?
- ライフステージの変化: 転勤や出産など、大きなイベントをどう乗り越えるか?
- マイナス面の再確認: 結婚前と印象が違っていないか、柔軟に対応できるか?
"入社前"に想定できるリスクを把握し、「それでも一緒にいたい」と思えるのが理想的な結婚の形とも言えます。
6. 怒涛のイベントピーク:学内合説と婚活イベントの共通点
あなたが就活時代を振り返れば、学内合説や企業説明会が一気に重なるピーク時期があったことを思い出すかもしれません。朝から夕方まで複数の合説をはしごして、夜は自己分析やエントリーシート書き……。忙しい時期でしたよね。
実は、婚活も似ています。
- 婚活パーティーが一気に開催されるピークシーズン(年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み前後、クリスマス前 etc.)
- 同時進行で複数のパーティーやデートをこなす
- 相手のプロフィールを整理して、翌日には別の候補とも会う
このあたりの"怒涛のスケジュール管理"も就活と婚活の類似点。大変そうですが、自分に合った方法を見つけてこなしていくことで、最良の出会いを得られる可能性が高まります。
7. 婚活を制する者のマインド:就職と同じく長期視点で考える
"婚活を制する者が就活も制す"と言えるほど、両者の成功には「長期視点」が欠かせません。短期的に「いい感じになった!」と舞い上がっても、長い結婚生活を見据えて慎重に判断しなければ、後から「思っていたのと違う」と後悔するかもしれません。
- 就活でも: 初任給やネームバリューに惹かれて入社 → 実は激務・人間関係が悪くて退職、というパターン。
- 婚活でも: スペック(高年収・高学歴・高身長等)に惹かれて結婚 → 全然性格が合わない、価値観の不一致で離婚…というパターン。
だからこそ、目先のメリットより"長期的に一緒にいられる根拠"を重視する。このマインドセットが婚活を成功させるうえで重要です。
8. よくある質問:リードは男性がするもの? 女性の進め方は?
Q.「婚活では男性がリードしてくれると嬉しい。就活みたいに自分から動くのは抵抗がある…」という意見もありますが、現代では女性が積極的に動く婚活スタイルが増えています。
- 就活で言えば: 学内合説や企業説明会に自分で足を運ぶのと同じ。受け身で待つだけではチャンスが限られる。
- 婚活でも: イベントやアプリを自分で探し、積極的に出会いを作ることが当たり前になりつつある。
もちろん、男性がリードしてくれるのを好む女性も多いでしょう。ですが、そもそも出会いの数を増やす・相手を選ぶのはあなた自身。自分から動いて相手を見極めようとする姿勢は、決してマイナスにはなりません。
9. まとめ:非常識な方法で婚活を制し、幸せな結婚を勝ち取ろう
「婚活を就活のように進める」という一見非常識な考え方を、ここまで詳しく掘り下げてきました。
要点を振り返ると、次のようになります。
- 就活も婚活も"長期的な相手選び"
- 自分をアピールし、相手を見極めるプロセスが共通。
- 不幸も共有できる相手が理想
- 中居くんの名言「不幸でも構わないと思える相手」が示すのは、欠点やマイナス面を受け入れる重要性。
- 企業研究=相手研究
- OB訪問のように、既婚者のリアルな体験を聞き、相手のマイナス面もしっかり理解する。
- 面接(デート)での質問力・コミュ力がカギ
- 互いに条件をすり合わせ、価値観を共有。
- "内定"=交際スタート、"入社後"=結婚生活
- 長期視点でリスクマネジメントし、"こんなはずじゃなかった"を減らす。
結論:婚活は就活のごとく進めるべし!
これは決してロマンを否定するわけではありません。「恋愛は運命の出会い」「燃え上がる想い」など、ロマンチックな要素ももちろん大切です。しかし、結婚は現実生活の連続。大きな決断をするうえで、就活のように情報収集や相手研究をしっかり行い、長期視点でプランを立てるのは賢い方法と言えます。
あなたも、"非常識な"アプローチで婚活を制し、幸せな結婚を手に入れてみませんか? 就活と同じく、コツコツ動いて情報を集め、相手との相性やリスクを見極める。そのうえで「もしこの先、マイナスなことが起きても一緒にいられる」と心底思える相手を選ぶ。
これこそが、地に足のついた結婚への近道なのです。
ぜひ参考にして、あなたの婚活にも"就活脳"を取り入れてみてくださいね。